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フリーブレンド配合シリーズ

​年間180万トン排出される豊富な資源  もみ殻配合

籾殻の利用価値と意義

プラスチック原料をベースレジンとして、目的材を、50%以上配合する事が出来る技術
「フリーブレンド工法」は様々な素材を目的材として活用することが可能です。
その目的材として、昨今、環境に害のない素材でありながら、産業廃棄物として処分されていたものにスポットを当て、環境保全の上でも、最も効果的且つ優位的な素材をプラスチックに配合する事に成功いたしました。
例えば、森林伐採で 発生する間伐材の配合だったり、豆腐の製造の過程で排出されるオカラだったり、焼酎精製の過程で排出される焼酎滓の配合だったり。
これら食品廃棄物をプラスチックに配合することが可能です。

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籾殻イメージ.jpg

これら食品廃棄物の中でも、元々が非可食系バイオマス原料の位置にある籾殻を利用した、フリーブレンド工法をご紹介いたします。お米を生産する上で、必ず発生 処分されているモノがこの籾殻であり、目的材の観点から捉えると常に安定供給と厳選管理されている原料の一つとなります。

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籾殻の廃棄工程

苗が春の息吹を見せ、夏に青々と成長し、いよいよ秋、たわわに実る米の収穫を喜ぶ様子は、
私たちの日本の美しい風景として、心に刻み込まれています。
そんな風景がある一方、収穫に比例して処分される籾殻については、関心が無かったはずです!

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1.田植え

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2.開花・出穂

稲刈り.jpg

3.稲刈

脱穀イメージ.jpg

4.脱穀

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5.籾殻除去

私達は、米の収穫が終わった後の田んぼで、籾殻が焼かれているのを目にしたことがあるはずです。
白い煙ばかりが立ち込め、一向にそのボリュームが減っていない事に気づいていますか?
実は、籾殻は、ケイ素が主成分となっており、これが燃焼性を悪くしています。それでも敢えて燃やすならば、高温焼却設備の整った焼却炉が必要です。
さらに、焼却時には大量の CO2が発生する事から、籾殻の焼却は環境保全の面でもバッシングを浴びているのが現状です。
となると、土の中に埋める方法しか選択肢はなく、環境に優しい素材でありながら、処分方法は、一級産業廃棄物扱い、つまり“厄介者”となっているのです。

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フリーブレンド工法の目的材としての活用

第一精工舎が開発した、ペレットを使わない射出成形技術「フリーブレンド」は、年間180万トンも出る籾殻の廃棄処分にメスを入れました。

第一精工舎は、カントリーエレベーターから直接、籾殻だけを購入しております。
本来、捨てるはずの籾殻を有益に活用する必要があることから、敢えて購入価格を設け、農業協同組合にキレイな保管と輸送をお願いしました。
第一精工舎に届いた籾殻は、粒度を一定にするための微粉砕が行われます。こうする事で、プラスチック成形品にした際の配合のバラツキが解消されます。次の工程では、プラスチックに混ぜるためのカップリング処理を籾殻に施し、プラスチックパウダーに配合させます。

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ご紹介してきましたように、籾殻の目的材としての利用価値と意義は大きく分けて4つあります。


①プラスチックよりも籾殻を多く配合することで、籾殻の再利用を促進
②籾殻を51%以上配合する事で、性質を燃えるゴミへ変化させる
③産業廃棄物だった籾殻を利用することで、焼却時に発生するCO2を削減
④プラスチックの使用量を50%以下にする事自体も環境に与える負荷を低減


このように今や無視できなくなった大きな取組みに、いち早く貢献する事ができるのです。 

この籾殻は、ケイ素が約90%を占めており、残りはセルロースやリグニン等、人体に無害物質で
構成されています。
主成分のケイ素も、食品衛生法上、厚生労働省が人体に無害であると認定している物質です。
よって、食品衛生法適用のプラスチック原料との組合せであれば、製品化の原料として利用した場合でも、
食品衛生法の基準をクリアできるのです。

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ケイ素_edited.png
籾殻単体2_edited_edited.png
インプットからアウトプットへ

産業廃棄物として処理されていた籾殻を、商品活用可能な素材まで蘇らせる事は出来ました。
籾殻の最大配合率は70%までで、さらに、一定量の籾殻を配合すると、プラスチックなのに吸水性と通気性を持つ原料へ変化させる事も可能です。

第一精工舎では、1%刻みの配合が作業上可能な為、お客様が作りたいと考える製品要求に応じた配合率を実現します。
すでに、植木鉢や食品トレー、そして陳列カゴなどは、100%のプラスチックから、籾殻入りプラスチックへと置換えが始まってます。

植木鉢.jpg
トレー.jpg
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最大のハードルは、わかっていても利用価値を感じないお客様側のスピード感です。
何を籾殻入りプラスチックに置き換えるのか・・・
その答えは普段大量にプラスチック備品を利用している店舗を持つお客様側に委ねられています。
この取組は、環境省も推奨している永久型循環社会の構築に直接つながります。
さらに、環境省では当該商品の開発に対し、補助金申請を可能にした窓口も設けています。ぜひ一度、店舗に使われているあらゆるプラスチックの備品や店舗資材に目を向けて下さい。
籾殻を51%以上使ったこの原料でプラスチック削減を検討してみてはいかがでしょうか。

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最大のハードルは、わかっていても利用価値を感じないお客様側のスピード感です。
何を籾殻入りプラスチックに置き換えるのか・・・
その答えは普段大量にプラスチック備品を利用している店舗を持つお客様側に委ねられています。
この取組は、環境省も推奨している永久型循環社会の構築に直接つながります。
さらに、環境省では当該商品の開発に対し、補助金申請を可能にした窓口も設けています。ぜひ一度、店舗に使われているあらゆるプラスチックの備品や店舗資材に目を向けて下さい。
籾殻を51%以上使ったこの原料でプラスチック削減を検討してみてはいかがでしょうか。

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